【富士山・吉田ルート】本八合目トモエ館泊の1泊2日登山|駐車場・岩場・ご来光を解説

日本最高峰富士山剣ヶ峰の石碑と富士山の火口 登山記録・ルートガイド

2026年8月21日から22日にかけて、富士山の吉田ルートを1泊2日で登りました。宿泊したのは本八合目トモエ館です。

今回は1日目に吉田口五合目から本八合目まで登り、山小屋へ荷物を置いたあとにお鉢巡りと剣ヶ峰へ向かいました。2日目は午前2時に山小屋を出発し、山頂でご来光を見てから吉田ルートの下山道で五合目へ戻っています。

この記事では、富士山パーキングの混雑、五合目までのバス、七合目以降の岩場、トモエ館の宿泊環境、ご来光前の渋滞、山頂の寒さ、下山道の歩きにくさなどを、実際の記録と写真をもとに紹介します。

私にとって富士登山は3回目、吉田ルートは2回目です。難易度や危険度の評価は、この登山経験と当日の天候・路面を前提とした主観です。

今回の富士登山概要

項目 内容
山名 富士山
登山日 2026年8月21日(金)〜22日(土)
ルート 吉田ルート
宿泊 本八合目トモエ館
人数 2人
登山開始 8月21日 10:25
トモエ館到着 8月21日 14:31
2日目出発 8月22日 2:00
山頂到着 8月22日 3:15
下山開始 8月22日 5:12
五合目帰着 8月22日 6:56
距離 19.6km
累積標高差 2,136m
活動時間 11時間1分
休憩時間 2時間39分
数値の記録元 YAMAP
天候 雨のち晴れ。ガスが出た時間帯あり

YAMAPの活動時間は、山小屋で宿泊した時間を除いた記録です。GPXの開始から終了までは約20時間31分あり、1日目の行動は約6時間7分、2日目は約4時間54分でした。

今回の19.6kmには、1日目のお鉢巡りも含まれています。

2026年の吉田ルート通行ルール

2026年の吉田ルートは、7月1日から9月10日までが登山シーズンと案内されています。通行料は1人1回4,000円で、山小屋宿泊者を除き、14時から翌3時までは五合目のゲートが閉鎖されます。山小屋宿泊者を除く1日の登山者数上限は4,000人です。

また、五合目では防寒具、上下セパレート式の雨具、登山に適した靴などの装備確認が行われます。通行ルールは年度によって変わる可能性があるため、登山前に必ず最新情報を確認してください。

川崎から富士山パーキングへのアクセス

今回は川崎市を午前6時に出発し、中央自動車道を利用しました。談合坂サービスエリアへ立ち寄ったあと、河口湖インターチェンジで高速道路を降り、8時20分に富士山パーキングへ到着しています。休憩を含めた所要時間は約2時間20分でした。

実際に走った範囲では、道幅が狭い場所や、対向車とのすれ違いに困る場所はありませんでした。急なカーブや坂、入口の分かりにくさも特に気にならず、運転しやすいアクセスだと感じました。

これは2026年8月21日に実際に走った際の感想です。渋滞や工事、天候によって所要時間や走りやすさは変わります。

富士山パーキングの混雑・料金・設備

富士山パーキングへ到着したのは8時20分です。平日の金曜日でしたが、駐車場は目測で半分程度が利用されているように見え、空いている区画は100台分ほどありました。入庫待ちはなく、問題なく駐車できました。

駐車場は舗装されており、区画も一般的な広さです。駐車で困ることはありませんでした。当日は駐車料金として1,000円を現金で支払っています。

駐車場内には無料トイレと自動販売機がありました。トイレは少し狭く感じましたが、利用に困ることはありませんでした。売店は見当たりませんでした。

2026年は7月3日18時から9月10日18時まで富士スバルラインのマイカー規制が実施され、規制期間中は富士山パーキングでシャトルバスまたはタクシーへ乗り換える案内になっています。

富士山パーキングから吉田口五合目までのバス

富士山パーキングのバス乗り場には8時25分に並び始め、約5分後の8時30分に乗車しました。列は見た範囲で20人ほどでした。座席は埋まっており、私は補助席を利用しています。

バスは9時10分に富士スバルライン五合目へ到着しました。所要時間は約40分です。道中はカーブが多いため、乗り物酔いが心配な人は対策を考えておいた方がよいと感じました。私は事前にアネロンを服用し、乗り物酔いは起きませんでした。

実際に購入した往復乗車券は3,400円でした。富士急バスの2026年案内でも、大人往復3,400円、片道2,000円、往復券は販売日から2日間有効とされています。窓口では現金またはクレジットカードが利用できます。

帰りは五合目を7時30分に出発するバスへ乗車しました。

吉田口五合目で約1時間過ごして高度順応

五合目へ到着したときは雨が降っており、周囲はガスに包まれていました。風はほとんど感じず、現地で確認した気温は23℃です。

平日でしたが、五合目の広場は多くの登山者や観光客でにぎわっていました。男性トイレの個室には5人ほどの列ができていましたが、無料で利用できました。登山届はYAMAPから提出しています。


2026年8月21日の日付と標高2305メートルが表示された富士山五合目の看板

登山開始前は、食事をしたり、お土産店を見たりしながら約1時間過ごしました。


富士スバルライン五合目で登山前に食べた食事

富士登山オフィシャルサイトでも、高山病対策として五合目付近で1〜2時間休み、高度順応してから出発する方法が案内されています。今回は登山中に高山病の自覚症状が出なかったため、五合目で時間を取ったことはよかったと感じています。ただし、症状が出なかった理由を高度順応だけに限定することはできません。

五合目から七合目までの登山道

10時25分に五合目を出発しました。登山開始時もガスが濃く、富士山の上部は見えませんでした。

序盤は一度軽く下ったあと、砂利の登りが続きます。傾斜は極端に急ではありませんが、登りが長く続くため、少しずつ疲労がたまっていきました。

道幅は広く、登山者とのすれ違いは容易でした。混雑で歩きにくいと感じることもなく、自分のペースで気持ちよく歩けました。

注意したいと感じたのは、下りから登りへ変わる付近です。右折して細い道へ入る場所があり、標識を見ずに進むと道を間違えそうだと感じました。実際に道迷いが多発していると確認したわけではないため、この記事では当日に感じた注意点として紹介します。


ガスで遠くの視界が限られた吉田ルートの登山道

六号目では18℃の表示を確認しました。五合目では23℃だったため、標高が上がるにつれて気温が下がっていることを実感しました。

七合目から八合目は手を使う岩場が続く

七合目付近からは傾斜が強まり、手を使って登る岩場が現れました。岩は濡れておらず、私が実際に滑る場面はありませんでした。ただし、足場が狭い場所が多く、自分で安定した場所を探して足を置く必要があります。


吉田ルート七合目から八合目付近の手を使って登る岩場

岩場では足を大きく上げる場面があり、砂利道よりも疲労がたまりやすく、息も上がりやすいと感じました。休める場所は限られますが、途中の山小屋周辺には腰を下ろせる場所があり、私は山小屋ごとに短い休憩を取りながら登りました。

当初はポールを1本出したまま登っていましたが、両手を使わなければ安全に通過しにくい場面がありました。そこで途中からポールを収納し、両手を空けて登っています。ポールを出したり収納したりする手間を惜しまないことが大切だと感じました。

岩場には落石注意の看板がありました。実際の落石は見ていませんが、前を歩く人が石を動かす可能性も考え、前後の登山者との間隔に注意しました。狭い場所ですれ違う際は、声をかけて譲り合う必要があります。

今回はヘルメットを持参しませんでしたが、次回は携行したいと感じました。富士登山オフィシャルサイトでも、落石や噴火のリスクを考慮した推奨装備としてヘルメットが挙げられています。

八合目から本八合目トモエ館まで

14時7分ごろ、八合目元祖室へ到着しました。写真では海抜3,250mの表示を確認できます。この時間帯も周囲にはガスが残っていました。


海抜3250メートルと書かれた富士山八合目元祖室の看板

八合目より上では岩場が少なくなり、砂利や石段が増えてきました。私は岩場よりも歩きやすいと感じました。天候が回復した時間には山頂が見え、ガスの中を歩いてきた分、特に印象に残りました。

山小屋の横を通る登山道もあります。看板を確認せずに進むと建物側へ入りそうになった場所があったため、山小屋周辺でも登山道の表示を確認しました。


本八合目付近の山小屋へ続く石段と登山道

本八合目トモエ館へ到着したのは14時31分です。五合目を出発してから約4時間6分でした。

1日目にお鉢巡りと剣ヶ峰へ

トモエ館へ早い時間に到着できたため、荷物を置いたあとにお鉢巡りへ向かいました。GPXには火口の周囲を一周した軌跡が残っています。

夕方前のお鉢巡りは人が少なく、混雑に悩まされず歩けました。ガスが晴れた時間もあり、気温も極端には低く感じませんでした。途中では走った区間もあり、16時32分ごろにはトモエ館周辺へ戻っています。

剣ヶ峰の「日本最高峰富士山剣ヶ峰」と書かれた石碑を撮影したのは15時57分です。火口の地形もはっきり見ることができました。


日本最高峰富士山剣ヶ峰の石碑と富士山の火口

ただし、このときはトレールアクションとストームクルーザーだけを追加し、ザックや水を持たずに出発しました。富士山3回目という経験から自分なりに判断しましたが、現在振り返ると、読者へ同じ行動はおすすめできません。

お鉢巡りも標高3,700mを超える登山です。天候や体調が変化する可能性があるため、水、防寒具、ヘッドライト、行動食、緊急用品などを携行し、時間に余裕を持つべきでした。走ったことについても私が当日に行った事実として記録しますが、安全な方法として推奨するものではありません。

本八合目トモエ館の宿泊環境

本八合目トモエ館は、入口を入ってすぐの場所に食堂があり、食料、水、お土産を購入できる売店もありました。今回は1階の2人用個室を利用しています。

個室は目測で幅約1.5m、高さ約1m、長さ約2mでした。身長165cm、標準体型の私には十分な広さです。一方、身長や体格によっては窮屈に感じる可能性があります。

壁越しに周囲の話し声や物音は聞こえました。耳栓は館内で100円で販売されていました。

トモエ館の公式サイトでも、2022年から全室個室であること、個室に照明やコンセントなどがあることが案内されています。設備は変更される可能性があるため、予約時に最新情報を確認してください。

夕食はハンバーグカレー

17時56分ごろ、夕食のハンバーグカレーを食べました。登山後に食べる温かい食事として十分な量があり、お腹いっぱいになりました。

夕食時には、朝食用としてパン3個と500mlの水を受け取りました。公式サイトでも、夕食はハンバーグカレー、朝食はパン3個と水1本と案内されています。


本八合目トモエ館のハンバーグカレーと朝食用のパン

トイレは暖房便座だった

男性トイレには小便器2基と個室5室がありました。トイレットペーパーは便器へ流さず、備え付けのゴミ箱へ入れる方式です。

当日は宿泊者100円、それ以外の利用者は200円と案内されました。山小屋のトイレとは思えないほどきれいに感じ、暖房便座だったことにも驚きました。

公式サイトでは環境に配慮した水洗式・暖房便座のトイレ、200円のチップ制と案内されています。当日の宿泊者料金については、私が現地で確認した内容として記載しています。

山小屋でほとんど眠れなかった

館内は暖かく、半袖でも過ごしやすいほどでした。一方、外へ出ると防寒着が必要でした。

就寝時は耳栓とアイマスクを使用しましたが、周囲の音や普段と異なる環境のためか、ほとんど眠れませんでした。今回の富士登山で、最もつらかったのは登山道ではなく山小屋で眠れなかったことです。

山小屋泊に慣れていない人は、耳栓やアイマスクを用意しても眠れない可能性を考え、翌日の計画に余裕を持たせる必要があると感じました。

到着直後は寝ずに体を慣らした

トモエ館のスタッフからは、到着してすぐに寝ると体が標高に適応していないことがあること、食後すぐに寝ると消化にエネルギーを使い、起床時に高山病になりやすいという説明を受けました。そのため、食後もすぐに寝ず、休憩時間を長めに取りました。

富士登山オフィシャルサイトでも、山小屋へ着いてすぐ横になるのではなく、1時間ほど荷物整理や景色を見ながら体を高度へ慣らしてから休む方法が案内されています。

2日目は午前2時に山頂へ出発

2日目は午前2時にトモエ館を出発しました。周囲は暗いため、ヘッドライトは必須です。前夜にほとんど眠れず、寝不足の状態での出発になりました。

本八合目から上は岩場が多く、登山道も狭くなります。ご来光を目指す登山者が集中しており、追い越しはほとんどできませんでした。特にツアーの列では歩く速度が決まるため、自分のペースでは進めません。

速く歩けない一方で、休憩できる場所も限られています。ご来光の時刻ぎりぎりに計画すると、渋滞によって間に合わない可能性があると感じました。

山頂へ到着したのは3時15分です。寝不足ではありましたが、高山病の症状や大きな体調不良はありませんでした。

富士山頂で見たご来光

ご来光までの待ち時間には、山頂の山小屋へ2回入りました。当日は1回30分の利用制限がありました。豚汁を注文する人が多いように見えましたが、私は月見うどんを食べています。冷えた体に温かいうどんがおいしく感じました。

山頂の山小屋に設置された温度計では14℃を確認しました。しかし風があり、動かずに待っていると表示温度以上に寒く感じました。

このとき着ていたのは、薄手のジオライン、クールT、トレールアクション、ストームクルーザー、スペリオダウンの5枚です。枚数は多くても基本的に薄手の構成だったため、停止中は寒さを感じました。

午前5時10分ごろ、雲の上から太陽が昇りました。山頂には多くの登山者が集まっていましたが、雲海の向こうから日の出を見られたことは、今回の登山で特に印象に残っています。


富士山頂から見た雲海とご来光を待つ登山者

砂と石が続く吉田ルートの下山道

下山を開始したのは5時12分です。吉田ルートは登りと下りで別の道を利用します。登りで通過したような岩場はなくなり、道幅も広くなりました。

ただし、下山道は急な斜面に砂や石が多く、足を滑らせやすいと感じました。硬い石が多い場所より、柔らかい砂がたまっている場所の方が足でブレーキをかけやすく、私は小股でテンポよく下ると歩きやすいと感じました。

下山道は長く続くため、ふくらはぎに負担がかかり、後半は集中力も切れやすくなります。道幅は広くても、歩きやすい場所は限られているため、周囲の登山者と進路が重ならないよう注意しました。

私は途中からジョギング程度のペースで下りました。体調不良や転倒はありませんでしたが、パッキングが不十分で、ザックの中身が上下に跳ねてバランスを崩しやすくなりました。

この経験から、下山前に荷物をしっかり固定する必要があると感じました。今回走ったことは事実として記載しますが、富士山の下山方法として読者へ推奨するものではありません。

また、富士登山オフィシャルサイトでは、吉田ルート下山道の八合目付近で須走ルートへ間違って下る例があると注意喚起しています。ルートごとの色と現地の案内表示を確認し、分岐を見逃さないことが重要です。

午前6時54分には五合目のゲート付近へ戻り、YAMAPの記録は6時56分に終了しました。7時3分に8月22日の日付入り看板を撮影し、7時30分のバスへ乗車しました。


2026年8月22日の日付が表示された富士山五合目の看板

実際に使用した装備

分類 使用したもの
ザック モンベル キトラパック30L
登山靴 モンベル マウンテンクルーザー400
レインウェア モンベル ストームクルーザー
防寒着 モンベル スペリオダウン、トレールアクション
ベースレイヤー 薄手のジオライン、クールT
帽子 NIKEの帽子
手袋 Amazonで購入した手袋(商品名不明)
ストック モンベル アルパインフォールディングポール ドライグリップ
ヘッドライト ヘッドライト(製品名不明)
足元 ゲイター
地図・登山届 YAMAP
モバイルバッテリー Anker 10,000mAh
救急・緊急用品 救急キット、携帯トイレ
山小屋用 アイマスク、耳栓
水分 2L持参、約1.5L消費
行動食 トレイルミックス、ラムネ、スポーツ羊羹、塩タブレット、おにぎり

富士登山オフィシャルサイトでは、登山靴、上下セパレート式の雨具、防寒着、ヘッドライトと予備電池、1〜2Lの飲水、行動食などを必須アイテムとして案内しています。山小屋やトイレ用として、現金と100円玉を多めに持つことも案内されています。

実際に役立った装備と足りなかった装備

ヘッドライトは2日目の夜間登山で必須だった

午前2時の出発時は周囲が暗く、ヘッドライトなしでは歩けません。使用前に電池残量または充電状態と点灯を確認し、予備電池や予備電源も用意しておくと安心です。

耳栓とアイマスクがあっても眠れないことがある

山小屋では耳栓とアイマスクを使いました。光や音を減らす効果はありましたが、それでも十分に眠れませんでした。装備を用意するだけでなく、眠れない可能性を前提に翌日の行程を考える必要があります。

次回はヘルメットと防寒着を追加したい

七合目以降の岩場と落石注意の看板を見て、次回はヘルメットを持参したいと感じました。また、山頂では薄手のウェアを5枚着ても風で寒さを感じたため、停止中の寒さに対応できる防寒着も追加したいです。

携帯トイレは今回使用しませんでしたが、山小屋が多いことだけを理由に不要とは判断しません。営業状況の変化や緊急時に備える装備として考えます。

実際に登って分かった10の注意点

  1. 五合目で高度順応の時間を取る
  2. 七〜八合目の岩場では、必要に応じてポールを収納して両手を空ける
  3. 落石注意の看板がある場所では、前後の登山者との距離にも注意する
  4. 狭い岩場ですれ違うときは、声をかけて譲り合う
  5. 山小屋では眠れない可能性も考えて翌日の計画を立てる
  6. ご来光前は渋滞し、自分のペースで歩けない場合がある
  7. 山頂では温度計の表示だけでなく、風による体感の寒さも考える
  8. 下山道は砂と石が多く、後半まで集中力を保つ
  9. 下山前にザックの中身が動かないよう固定する
  10. お鉢巡りでも、水や防寒具、緊急用品を携行する

吉田ルートの難易度と初心者へのおすすめ度

項目 評価
登山難易度 ★★★☆☆
危険度 ★★☆☆☆
景色 ★★★★☆
初心者おすすめ度 ★★★★☆
総合おすすめ度 ★★★★☆

この評価は、富士山3回目、吉田ルート2回目の私が、2026年8月21日から22日の天候と路面で登った際の主観です。

登山難易度:3

山小屋泊を前提にすれば、行程を2日に分けられます。ただし、標高が高く、距離と標高差もあり、高山病への注意が必要です。七合目以降には手を使う岩場もあります。

危険度:2

吉田ルートは登山者や山小屋が多く、案内表示も確認しやすいと感じました。一方で、岩場、落石、夜間登山、混雑、下山道の砂利、ルート分岐などの注意点があります。危険がほとんどないルートという意味ではありません。

景色:4

今回は雨とガスから始まりましたが、1日目には剣ヶ峰と火口を見ることができ、2日目には雲海から昇るご来光を見られました。ただし、天候によっては景色がほとんど見えない可能性もあります。

初心者おすすめ度:4

初めての登山として富士山を選ぶことはおすすめしません。高尾山などの低山で登山靴やレインウェアを使う経験を積み、自分の体力や歩くペースを確認してから挑戦する方がよいと感じます。

「吉田ルートは初心者向け」といわれることがありますが、富士山のルートの中では計画を立てやすいという意味であり、登山そのものが簡単という意味ではありません。高山病、気温差、長い行程、岩場に対応できる準備が必要です。

まとめ

吉田ルートは山小屋が多く、休憩場所を確保しながら登りやすいルートでした。一方、七合目から八合目には手を使う岩場があり、本八合目より上はご来光を目指す登山者で渋滞します。

本八合目トモエ館は個室や暖房便座のトイレがあり、温かい食事も食べられました。設備には満足しましたが、私は耳栓とアイマスクを使ってもほとんど眠れませんでした。山小屋泊では、装備だけでなく眠れない可能性も含めて計画する必要があります。

山頂では温度計が14℃でも、風によって寒く感じました。ご来光を待つ時間は動かないため、登っている最中よりも防寒対策が重要です。

下山道は岩場がない一方、砂と石が長く続きます。疲労と集中力低下に注意し、ザックの中身を固定してから下り始めることが大切だと実感しました。

今回の私は体調を崩さず、ご来光と剣ヶ峰の景色を楽しめました。しかし、同じルートでも天候、混雑、体調、登山経験によって難しさは変わります。公式情報と天気予報を確認し、余裕のある計画と装備で挑戦してください。

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