金峰山を富士見平小屋から登る|長い樹林帯と稜線の高度感、下山で感じた疲労

登山記録・ルートガイド

2026年10月11日、富士見平小屋でテント泊した翌朝に金峰山へ登りました。テントと大きな荷物は置き、軽いザックで山頂を往復。戻ってから撤収し、瑞牆山荘へ下山する行程です。

樹林帯は長く感じましたが、森を抜けてからの稜線は眺望がよく、山頂へ向かう景色が印象に残りました。一方で、道を間違えて戻った場面や、下山中の膝・足裏の痛みもありました。今回はその両方を記録します。

今回の記録で分かったこと

  • 樹林帯が長く、下山では疲れもあって、歩く時間を長く感じました。
  • 稜線は景色がよい一方、高度感があり、すれ違いや岩の横断では足元に気を使いました。
  • 道が分かりづらいと感じて約2回戻りました。進む方向に迷った経験も、景色と同じくらい大切な記録です。

登山概要とヤマレベル

項目今回の記録
登山日2026年10月11日
人数1人
実際の行程富士見平小屋→金峰山→富士見平小屋→瑞牆山荘付近
前夜の宿泊富士見平小屋のテント場
天候・路面晴れ・乾燥
当日のGPX記録範囲5:53〜11:36、約5時間43分
山頂往復時のザックモンベル バーサライトパック20

記録時間は休憩・撤収などを含む当日の記録範囲です。純粋な歩行時間や、瑞牆山荘からの日帰り往復時間ではありません。

ヤマレベルのアイコン

ヤマレベル · ルート評価

金峰山|瑞牆山荘から往復

今回のテント泊行程とは評価対象が異なります

総合レベル35
体力
16
技術
35
高所経験
55

ヤマレベルは瑞牆山荘から金峰山を往復するルートの評価です。体力16・技術35・高所経験55・総合レベル35。今回のようにテント場から登山を始めた行程そのものの評価ではありません。

金峰山のルートマップ

緑の番号:主要地点/茶色の番号:危険箇所

1234567

番号から本文へ移動できます。

GPXから2日目の実際の軌跡を表示しています。富士見平小屋から山頂を往復した区間と、撤収後に瑞牆山荘へ下った区間を含みます。地図の地点から対応する本文へ移動できます。

瑞牆山荘へのアクセスと富士見平での宿泊

前日は川崎を3:30に出発し、須玉IC経由で瑞牆山荘付近へ。6:20の到着でも駐車場はほぼ満車でしたが、空きを見つけて停められました。利用した駐車場は無料です。

富士見平小屋には7:30ごろ到着し、テントを設営して瑞牆山に登りました。初日のアクセスや登山は関連記事「瑞牆山のルートガイド」、設営や夜の過ごし方は「富士見平小屋で初めてのテント泊」で紹介します。

宿泊した富士見平小屋
宿泊した富士見平小屋

金峰山に登る朝は4:00ごろから活動を始めました。夜は何度か目が覚めましたが、朝の体調はよく、山頂へ向かいました。

車でのアクセスは、帰りの疲れも含めて考える

私はみずがき湖ビジターセンターから行きは反時計回り、帰りは温泉を通る時計回りの道を利用しました。反時計回り側のほうが道幅に余裕があり、交通量も少なく感じました。時計回り側の狭い道は、下山して疲れた状態では負担が大きかったです。今回はトヨタのナビが反時計回り、Googleマップが時計回りを案内しました。

6:20の到着でも駐車場はほぼ満車で、翌日の下山後には周辺道路の車も増えていました。私は駐車場内に停められましたが、道の狭さと駐車の大変さを両方考えて計画を立てたいと感じました。

反時計回り・時計回りの道と駐車場の詳しい体験を読む

富士見平から樹林帯・大日岩方面へ

富士見平小屋からは、樹林帯の道を進みます。アップダウンがあり、景色の変化が少ない区間が長く続くように感じました。

序盤の樹林帯
序盤の樹林帯

当日は道が乾いていて歩きやすく、森の中を歩く気持ちよさもありました。ただ、長さのために少し単調に感じる時間もありました。大きな荷物をテントに置いていたことは、歩く負担を抑えるうえで助かりました。

樹林帯の鎖場(写真24)

樹林帯の途中にあった鎖場
樹林帯の途中にあった鎖場

岩の斜面の鎖場(写真25)

岩の斜面と鎖
岩の斜面と鎖
大日岩付近の様子
大日岩付近の様子

鎖が設けられた岩の斜面もありました。私は乾いた状態では難しく感じませんでしたが、同じ箇所でも路面によって感じ方は変わると思います。

森を抜けた稜線と、道を間違えた場面

樹林帯を抜けると一気に視界が広がりました。山頂へ続く岩の稜線が見え、長い森歩きの後だけに、開けた景色がうれしかったです。

金峰山へ向かう稜線の景色
金峰山へ向かう稜線の景色

一方で、道幅を狭く感じる場所や、横が切れ落ちた場所もありました。高度感があり、私は少し怖さを感じながら足元を確認して進みました。

この区間では、標識や道の続きが分かりづらいと感じ、約2回、進む方向を間違えて戻りました。周囲の人に道を聞きながら進んでいます。

稜線付近の鎖場(写真28)

稜線付近の岩と鎖
稜線付近の岩と鎖

眺望がよくても、道の確認がおろそかになると安心して歩けません。今回の経験では、進む先が分かりづらいときにそのまま進み続けず、戻って確認したことが大切だったと感じています。

山頂標識付近の岩と五丈岩の景色

山頂付近は広く、人がいても強い混雑は感じませんでした。周囲に景色が広がり、富士山やアルプス方面の山々を見渡せたことがうれしかったです。

金峰山の山頂付近の岩場
金峰山の山頂付近の岩場

山頂標識のある岩の上へ進む際には、大きく足を伸ばす場面がありました。足場を少なく感じ、手も使って慎重に通過しています。

金峰山の山頂標識。8:22撮影
金峰山の山頂標識。8:22撮影
五丈岩と鳥居
五丈岩と鳥居

ここで通過した岩は山頂標識付近の岩です。五丈岩は現地で登るのは禁止と認識しており、私は登っていません。山頂付近からその姿を眺めました。

下山のすれ違い・岩の横断・足の痛み

下山時は登ってくる人とのすれ違いが増えました。稜線では高度感もあるため、狭く感じた場所でのすれ違いは怖さがありました。当日は無風でしたが、条件が違えば同じように歩けるとは限りません。

山頂付近から見た稜線
山頂付近から見た稜線

岩を横切る(写真33)

下山で横切った岩の斜面
下山で横切った岩の斜面

岩の斜面を横に進む場所では、足を置ける突起が少なく、滑らないよう気を使いました。これは登りでも下りでも慎重になった場所です。

樹林帯まで戻ると、高度感よりも道の長さが気になりました。疲労がたまり、景色の変化も少ないため、下山の時間を長く感じました。この日は下山中に膝と足裏の痛みも出ています。前日の瑞牆山では痛みがなかったため、2日間の中で違いを感じた点でした。

富士見平に戻り、撤収して瑞牆山荘へ

富士見平小屋横の金峰山方面への道。10:28撮影
富士見平小屋横の金峰山方面への道。10:28撮影

富士見平小屋に戻ってから、テントを撤収しました。装備は濡れておらず、片付けは約30分。再び大きなザックを背負い、瑞牆山荘へ下山しました。

下山後は駐車場が満車で、周辺道路の車も増えていました。帰りの運転では狭い道が負担に感じたため、山歩きだけでなく、帰宅までを含めて余裕を持ちたいと思いました。

当日の行動食・装備と振り返り

金峰山の行動中に食べたものは次のとおりです。

行動食実際に食べた量
トレイルミックス200g
スポーツ羊羹4本
アミノバイタル パーフェクトエネルギー1本
ラムネ5粒
飲んだ水1L

行動時間が長く、疲れもあったため、瑞牆山の日より頻繁に食べました。これは今回の実食量で、必要量を一律に示すものではありません。

登山靴はマウンテンクルーザー400。ストックは岩場が多いと聞いて持参しませんでしたが、樹林帯の長い区間では欲しくなりました。次回は使う区間と収納する区間を考えて持参したいです。

私の体感難易度は5段階で3でした。特別に難しく感じたというより、稜線の高度感、経路確認、長い下山の疲れが重なった印象です。岩場の経験と、最後まで歩ける体力の両方を意識して計画を立てたいルートでした。

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