谷川岳を西黒尾根から登り天神尾根へ|雨と霧の鎖場を歩いた日帰り記録

霧に包まれた西黒尾根の岩場 登山記録・ルートガイド

2026年8月2日、谷川岳の西黒尾根を登り、トマの耳・オキの耳を経て天神尾根を下りました。帰りは天神平駅からロープウェイを利用しています。

出発前に見た予報から天気の回復を期待していましたが、実際は雨と霧が強まりました。西黒尾根の濡れた鎖場では手足を置く場所に迷い、下りの天神尾根では同行者が岩で滑って転倒しました。幸いけがはありませんでしたが、天候判断と雨具を着るタイミングを振り返る登山になりました。

この記事では、駐車場から登山口へのアクセス、当日の鎖場や稜線、山頂の様子、天神尾根の下り、実際に使った装備を紹介します。難易度と危険度は、雨で岩が濡れ、霧で視界が悪かった日の私の主観です。

今回の谷川岳登山概要

項目内容
登山日2026年8月2日(日)
人数2人
歩いたルート谷川岳インフォメーションセンター駐車場付近 → 西黒尾根登山口 →
西黒尾根 → トマの耳 → オキの耳 → 天神尾根 → 天神平駅
下山後の移動天神平駅からロープウェイで下山。リフトは利用せず
GPX記録6:01~12:44
距離8.4km
累積標高差上り1,401m/下り815m
活動タイム6時間42分
天候・路面曇りから雨。岩は濡れていた
記録元YAMAPの活動概要・GPX・写真の撮影時刻

距離、累積標高差、活動タイムはYAMAPの表示です。GPSの記録は駐車場付近から天神平駅付近までで、ロープウェイ乗車後の移動時間は含めていません。写真の撮影時刻は各地点への正確な到着時刻とは限りません。

アクセスと駐車場|前泊して5時50分に到着

前夜はホテルリブマックス沼田に泊まり、当日は車で一般道を約1時間走って、谷川岳インフォメーションセンターの駐車場へ向かいました。

駐車場に着いたのは5時50分です。私の目測では車が約10台停まっており、8割以上が空いているように見えました。入庫時に現金200円を支払いました。これは私が当日支払った金額で、現在の一般的な駐車料金を示すものではありません。現地ではトイレと自動販売機を確認できました。

GPXの記録開始は6時1分。駐車場から西黒尾根登山口までは舗装路を少し登り、体感で約20分でした。登山口の標識は小さく、私は見つけにくいと感じました。登山口の写真を撮った時刻は6時16分です。

西黒尾根登山口の標識と森へ入る登山道

西黒尾根の登り始め|濡れた岩が続く鎖場へ

登り始めの体調は快調でした。森の中では膝ほどの段差がある場所もありましたが、初めの傾斜は私には中程度に感じられました。天気は曇りで、足元には湿り気がありました。

登るにつれて岩場が続き、鎖場に出ました。最初の鎖場では岩が濡れており、手や足をどこに置けばよいか迷いました。私には崖のように感じる急な場所で、霧で遠くは見えなくても高度感がありました。滑れば危ないと感じ、慎重に登っています。

霧の西黒尾根で鎖場を登る同行者の後ろ姿

鎖の長さは目測で10m程度という記憶ですが、実測はしていません。写真に写る範囲だけで鎖場全体の長さや傾斜を判断することもできません。

その後も岩場が続き、鎖のある場所を通りました。私は鎖場の経験が少なく、足場や手掛かりを選ぶ難しさを登りながら実感しました。

雨が強まった西黒尾根|ラクダのコル以降の判断

出発前に確認した「てんきとくらす」では、曇りから時間とともに回復する予報だと受け取っていました。しかし、歩いている間に小雨が降り始め、ラクダのコル以降では雨がさらに強くなりました。雨が強まった正確な時刻と地点は記録していません。

岩が濡れたうえ、霧で視界も悪くなりました。私には10mほど先も見えないように感じる場面があり、風も登るにつれて強く感じました。稜線の狭い場所では、霧で下の様子が見えないことも怖さにつながりました。

霧に包まれた西黒尾根の岩場
霧の中を進む西黒尾根の狭い岩場

一歩ごとに足元を確かめ、体重をかけるタイミングを考えながら進みました。同行者とは離れすぎないようにし、注意が必要だと感じた場所を声に出して伝え合いました。

当時は、来た道を戻れば濡れた鎖場を下る必要があると考え、登り続ける方が安全だと判断しました。天候を確認しようとしても、その場では通信がつながりませんでした。ただ、「戻れない」と決まっていたわけではなく、そう判断したのは当時の私たちです。今振り返ると、最初の鎖場の段階から、進むか引き返すかをもっと慎重に検討すべきでした。

トマの耳・オキの耳|山頂は雨と霧

先にトマの耳へ着き、続いてオキの耳へ向かいました。トマの耳の標識を撮ったのは10時14分、オキの耳の標識は10時35分です。これは写真の時刻であり、各山頂への到着時刻そのものではありません。

雨と霧の谷川岳トマの耳の山頂標識
雨と霧の谷川岳オキの耳の山頂標識

どちらでも霧で景色を見渡すことはできませんでした。私たちがいたとき、山頂自体は混雑していませんでしたが、二つの山頂を行き来する道では登山者とのすれ違いがありました。

登りの疲れに加えて寒さも強く感じ、山頂で少し休んでから早めに下山しました。この日の景色の評価が低いのは、雨と霧で眺望がなかったためです。

天神尾根の下り|濡れた岩で同行者が転倒

下山は天神尾根を選びました。分岐では標識を確認しています。西黒尾根を登り終えたあとも雨と霧が続き、天神尾根には大きな岩を下る場所や鎖場がありました。

濡れた岩の足場を選んで慎重に進みましたが、同行者は鎖場付近の岩で滑り、1回転倒しました。けがはありませんでした。私自身は滑ったり転倒したりはしませんでしたが、下りの大きな段差には注意が必要だと感じました。

この転倒場面を撮った写真はありません。場所や岩の状態は、当日の私たちの記憶として記載しています。天神尾根にも鎖場があるため、「西黒尾根の登りが終われば足元を気にしなくてよい」とは感じませんでした。ロープウェイ運営会社の天神尾根案内でも、途中に岩場や鎖場があると紹介されています。

天神平駅からロープウェイで下山

天神尾根を歩き終えたあとは、天神平駅からロープウェイで山麓へ下りました。天神峠へ向かうリフトは利用していません。施設付近で写真を撮ったのが12時34分、GPXの記録終了が12時44分です。ロープウェイに乗った正確な時刻は覚えていません。

天神平の施設と周囲の山並み

私たちはほとんど待たずに乗れました。切符は現金で支払いましたが、当時の金額は分かりません。ロープウェイで山麓へ下りたあと、駐車場までは徒歩約15分でした。

運営会社の案内では、ロープウェイは山麓の土合口駅と天神平駅を結び、天神峠方面は別の観光リフトを利用する構成です。運行時刻や料金は変わるため、登山前に公式サイトで最新情報を確認してください。

実際に使用した装備と、足りないと感じたもの

分類当日の装備持参・使用状況
ザックモンベル キトラパック30L使用
登山靴モンベル マウンテンクルーザー400使用
ベースレイヤーミレー ドライナミックメッシュ/モンベル ジオライン使用
Tシャツモンベル ウィックロン使用
ミドルレイヤーモンベル トレールアクション使用
レインウェアモンベル ストームクルーザートマの耳手前から使用
防寒着モンベル U.Lサーマラップパーカ使用
パンツモンベル O.D.パンツ使用
帽子NIKEの帽子使用
手袋一般的な手袋(商品名不明)鎖場で着用
ヘルメットモンベル L.W.アルパインヘルメット使用
ザックカバー製品名不明トマの耳手前から使用
地図アプリYAMAP使用
ヘッドライト充電式ヘッドライト持参
モバイルバッテリーAnker 10,000mAh持参
緊急用品救急キット、携帯トイレ持参
ストック持参せず―

雨具とザックカバーを使い始めたのはトマの耳の手前でした。そのころにはザックが濡れ、体も冷えていました。私は雨への対応が遅かったと感じています。

鎖場では一般的な手袋を着けましたが、濡れた岩や鎖に対応するため、次回はグリップ力のあるトレッキング用手袋を検討したいと思いました。これは今回の使用感であり、特定の製品の性能を比較した結果ではありません。

行動中はトレイルミックス約200gとスポーツ羊羹3本を食べ、水分を約1.0L飲みました。前夜の睡眠は約5時間で、出発時の体調は快調でした。標高が上がるにつれて寒さを感じ、山頂では登りの疲れも重なっていました。

天候判断と鎖場での反省

今回、最も反省したのは、回復予報を期待して進み続けたことです。実際には雨と霧が強まり、濡れた鎖場や稜線では、私が想像していた以上に足場を選ぶ必要がありました。鎖場の経験が少ない状態で、難しさを甘く見ていたとも感じています。

振り返ると、最初の鎖場で濡れた岩を見たときに、進むか撤退するかをもっと真剣に考えるべきでした。雨具とザックカバーも、トマの耳手前まで待たず、雨の兆しを感じた段階で着用を検討したかったです。今後は一つの予報だけで判断せず、複数の情報と現地の空模様を照らし合わせます。

鎖場では手足を置く場所や体の支え方にも改善の余地を感じました。同行者の転倒も含めて、悪天候で行動を続けた結果を軽く扱わず、次回の判断に生かしたいです。

ただし、「雨が降ったら必ず同じ場所で引き返す」「登るより下る方が必ず危険」といった一律の判断はできません。その時点の天候、現在地、進行方向と引き返す道の状態、自分たちの体調を確認する必要があります。この節は、当時の私の判断と登山後の反省です。

谷川岳・今回のルートの難易度とおすすめ度

項目5段階評価今回の理由
登山難易度★★★★☆西黒尾根の濡れた岩と鎖場で手足の置き場に迷った
危険度★★★★☆雨、霧、狭い稜線と滑りやすい下りに注意が必要だった
景色★☆☆☆☆山頂や稜線は霧でほとんど見渡せなかった
初心者おすすめ度★☆☆☆☆今回の雨天の西黒尾根では鎖場の経験が必要だと感じた
総合おすすめ度★★☆☆☆天候が悪化し、景色を楽しむ余裕が少なかった

これは2026年8月2日、雨で岩が濡れ、霧が出ていた西黒尾根上り・天神尾根下りに対する私の評価です。晴天や乾いた路面での難易度、ほかのルートの評価ではありません。

まとめ

この日は西黒尾根からトマの耳・オキの耳へ登り、天神尾根を下って天神平駅からロープウェイで帰りました。YAMAPの記録は8.4km、活動タイム6時間42分です。

出発時は天候の回復を見込んでいましたが、雨と霧が強まり、濡れた鎖場で手足の置き場に迷いました。天神尾根の下りでも同行者が岩で1回滑って転倒しています。雨具を着る時機や、引き返すかどうかの判断をもっと早く考えるべきだったと振り返っています。

これから登る人には、当日の予報だけでなく現地での変化を見て計画を見直すこと、鎖場が濡れたときの足元を慎重に判断することを伝えたいです。登山道の状態、天気、ロープウェイの運行は出発前に最新の公式情報を確認してください。

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